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業務連絡 残念なお知らせです。

皆様にご好評を頂いております「パワークラスターオイル」ですが

3月1日より値上げを行うことになりました。

大変申し訳けございませんが、輸送コストや原材料のコストが高くなり、

2年に渡って値上げが必要とされていましたが、なんとか企業努力で押さえてまいりました。

しかしながら今年に入りまたもやの値上げを受け、メーカーとしても止むを得ず値上げに踏み切ります。

どうかご理解いただきたくよろしくお願いいたします。

値上げ内容は下記になります。

PROシリーズ:2100円/1リッター➡︎2300円/リッター ※1ペール:46000円

PROαシリーズ:2500円/1リッター➡︎2700円/リッター ※1/ペール54000円

BILENZAシリーズ:3200円/1リッター➡︎3400円/リッター  ※1ペール:68000円

RACINGシリーズ:4200円/1リッター➡︎4400円/リッター ※1ペール:88000円

RACINGシリーズ:5200円/リッター➡︎5400円/リッター  ※1ペール:104000円

SUPER RACINGシリーズ:6200円/リッター➡︎6400円〜/リッター ※1ペール:120000円〜

ATF:3200円/リッター➡︎3500円/リッター ※1ペール:70000円

各種ギアオイル:5000円/リッター➡︎5200円/リッター ※1ペール:104000円

ギアオイル80W-250MT/LSD:5700円/リッター➡︎5900円/リッター ※118000円

※消費税は別途となります。

20220215a.jpg

これからもよろしくお願いいたします。








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パワークラスターオイルの解説 4.組み付けオイル編

今回の解説するオイルはかなり特別なオイル。

このオイル製造のきっかけは、自転車ロードレースの実業団チームからのご依頼が元だ。

自転車のチェーンと車輪軸の抵抗値を限りなく少なくなるオイルを開発してほしいとのこと。

市販の抵抗値を落とす特殊なスプレーなどは以前から業界的に販売されていた。

例えばチェーンに吹き付けると、チェーンの抵抗が緩和され漕ぐことが少し楽になるというものだ。

しかしながら長丁場のロードレースではレース後半になると抵抗が元に戻ってしまう。

最後まできっちりと抵抗値が下がるオイルを要求され、パワークラスター社が開発をしたのがこの組み付けオイル。

20210615d.jpg

この組み付けオイルも細分化技術で作られている。

クルマの場合、どのようにして使用するかというと、ハブベアリングに添加することでベアリングの抵抗値を下げるためだ。

ハブやスイベルのオーバーホールを行う際は、弊社では必ずベアリングに添加してから組み上げている。

まずハブベアリングの油分と汚れを除去する。

次にハブベアリング全体をこの組み付けオイルに漬け込む。

20210615b.jpg

余計なオイルを落としてからグリスを塗りこんでいく。

たったこれだけ。

なのだが、これによりハブベアリングの動きが全く変わってくる。

そしてハブベアリング自体の寿命も延びる。

これだけだと解説不足なのでもう少し・・・

細分化された組み付けオイルの金属面への圧着率はとても高い。

これがどうゆう事かというと、普通のオイルでは塗れただけでグリスに溶け込んでしまう。

細分化されたオイルは金属の表面を完璧に覆い、オイルの膜を形成すると考えてよい。

例えば、電子顕微鏡で金属の表面を見た場合、金属の表面にはササクレの様な部分が存在する。

通常のオイル分子の場合、そのササクレの内側までは付着しにくい。

なぜなら、形成しているオイルの分子が大きいから入りきれないのだ。

対してパワークラスターオイルは細分化で分子が小さい、するとササクレの内側までも入り込んでくれる。

隙間なくオイルで表面を覆うのだ。

細分化して金属面での圧着率が高いので、一度付着したこのオイルはグリスを入れても簡単には溶け込まない。

これによりハブベアリングの抵抗値が下がる。

ランドの場合、4輪ともこのオイルをハブベアリングに添加すると、明らかに転がり係数が高くなる。

運転するとすぐわかるほど。

エンジンの動力は最終的にタイヤに伝わる。

この時回るタイヤとホイールの抵抗値が下がれば燃費や出力などに好影響を与えるのは容易に想像できる。

事実の話・・・

ある耐久戦にホンダS660やビートで参戦しているお店さんが、

この組み付けオイルをハブベアリングに添加して組み付けた。

耐久レース用のクルマなので不要なものは全て外し、軽量化をはかっている。

当然ノーマルよりも軽いクルマだが、作業が終わってからどのくらい軽いかと思って

親指1本で後ろから押してみたら、動いてしまった逸話があるほど。

重量のある四輪駆動車でも、ここまで手を入れれば本当にクルマが変わります。

弊社のディスコ1は全てパワークラスターに変えてあります。

ぜひ一度、代車ご指名で乗ってみてください。

よろしくお願いいたします。

















パワークラスターオイルの解説 3.ATオイル編

パワークラスター社ではオートマティックトランスミッション(以下AT)のオイルも製造している。

ATオイルも細分化技術で作られており、他社のオイルとは製造方法が違うのだ。

細分化されたATオイルのもたらすご利益は結構ある。

まず、抵抗値が少ないので、熱量が下がること。

V8エンジン+ATの組み合わせのランドローバーで言うと、CRR、ディスコ0、ディスコ1、ディフェンダー90あたりがそうだ。

20210621a.jpg

このV8+ATの組み合わせにお乗りのお客様は、夏場にAT周りからの熱に悩まされている。

正確にはATからだけではなく、エンジンとATは接続しているため、エンジンの熱+ATの熱ということになる。

そこに夏場の直射日光が入り込むため、人間も車も大変なのである。

そこで抵抗値の少ないパワークラスターに交換するとどうなるか?

その前にツインランドならではTEREXSが登場する。

まずはATの内部を洗浄するところから始まる。

ATオイルの交換はできるのだが、いかんせん走行距離が多い車ばかり。

そのままオイル交換だけを行ってしまうと、汚れが浮遊してAT本体を壊しかねない。

そこで一度AT内部を洗浄してからの交換となる。

20210621b.jpg

写真の右側の汚いタンクがAT内部の汚れである。

動脈硬化を起こさないように洗浄します。

そしてパワークラスターATオイルに交換する。

他社さんのATオイルとは違い細分化されているオイルは抵抗値が少ないため、

ドライブに入れている時の抵抗が減る。それにより発生する熱量が下がるのだ。

効能としてはAT周辺の温度が下がり「エアコンがよく効く」ようになる。

実際このコメントは施工されたお客様から言われて気がついたのだ。

それとATのシフトレバーの金属の部分が持てるほどの熱さに変化する。

例えばCRRの場合ATシフトレバー周辺は、ウッドが貼られているが熱で時間が経つと割れることが起きる。

それに対しても効果があると考えるのだ。

ここまで読まれた読者の中にはこんな疑問が浮かぶはず。

「抵抗値が少なくなるとATの動きが弱まるのでは?というものだ。」

確かに抵抗の少ないシャバシャバオイルでは動力が伝わりにくいのでは?と思うのが普通だ。

ところが、パワークラスターオイルはシャバシャバ状にはならない。

硬さはちゃんとATオイルとして使える範囲内で製造している。

シャバシャバ=抵抗値の少ないオイルではないのである。

分子の大きさが小さいという部分が抵抗値と熱量を下げ、小さい分子構造が機密性を上げることで動力の伝達は良くなる。

抵抗値と熱量は下がるが、動力伝達の能力は逆に上がるのがこのオイルの最大の特長だ。

今年は暑い日が長引きそう。

温暖化によって日本の夏のような気温は、今までより明らかに長くなっている。

日本の気候も変わり、今までのメンテナンスでは補いきれない部分をパワークラスターオイルで補う。

長年英国車と向き合ってきましたが、英国車を壊す原因の一つは、

夏の暑さと渋滞だと日々感じております。

メーカー指定オイルを信じても、他メーカーさんの高級オイルを信じても

日本の夏に使う場合は、必ず裏切られます(笑)

ぜひ一度パワークラスターオイルを使ってみてください。

クルマが喜びますよ!








パワークラスターオイルの解説 2デフオイル編


ツインランドで取り扱い数の多いランドローバーは、ディフェンダーとCRR、ディスコ1である。

どのランドローバーもフルタイム四駆である。

フルタイム四駆のいいところは、字のごとくいつでも四駆状態なので、

パートタイムに比べると安定した走りがいつでもできることである。

常時エンジンで作られた動力を4つのタイヤに伝えることで、雨でも雪でも風の強い日でも安定感は他の構造よりもあるはずだ。

ただし、デメリットもあるのだ。

それはフロントデフ、リアデフをかえして前後左右のタイヤに動力を伝えるためデフによって抵抗が生まれる。

ましてやトランスファーという副変速機を備えているため、センターにもデフが存在する。

どのデフギアもオイルで潤滑させているためギアの抵抗が生まれてしまう。

デフギアの抵抗は燃費に作用するし、動力性能も低下させる一因である。

20210617a.jpg

しかしながら、この各デフに入れるオイルを抵抗値の低いオイルに変えるとどうなるだろうか?

抵抗値の低いパワークラスターオイルに交換した場合、明らかに車の進み方が変わるのだ。

想像してみてほしい・・・

3個のデファレンシャルギアの抵抗値がオイル交換によって下がったとしたら。

オイル交換によって5%でも抵抗値が下がったとすれば・・・

一定の速度で走った場合、その5%の改善が燃費を押し上げてくれる、と想像がつく。

例えばオフロード走行において、大きな岩を登ろうとしていた場合、

アクセルを踏んだ時にタイヤを動かす動力が、ダイレクトに伝われば走りも変わるはずである。

フルタイムの四輪駆動車は燃費が悪い。

一般的にはそうなる。

しかしながら、エンジンの抵抗値を下げ、各デファレンシャルギアの抵抗値を下げれば、

フルタイムの四輪駆動車でも燃費は改善できるのだ。

次はオートマティックトランスミッションのオイルについて書こうと思うのだ。





パワークラスターオイルの解説1エンジンオイル編

パンフレットをお渡ししてご説明をさせて頂いているパワークラスターオイル。

弊社はこのオイルの代理店業務も行っているので、業者の方には業者販売も行っております。

さて、今までブログではこのオイルに交換した記事は載せていましたが、

なぜ?このオイルが素晴らしいのか?他のオイルと違うのかを書いた記事がないので取り上げてみます。

下の写真を見て欲しい。若干誤植があります(笑)

20210603b.jpg

簡単にご説明するとオイルの最小構成分子が他のオイルと比べて小さいのが特徴。

一般的なオイルは分子が結束して、最小単位がパワークラスターオイルに比べて大きい。

パワークラスターオイルは特殊な技術で、その結束を切っているオイルと思って頂いてOK。

「想像していただきたいのですが、段ボールにバレーボールを6個入れた場合の隙間と、野球のボールを敷き詰めた時の隙間にはだいぶ差があること」

大きな分子で形成されているオイルより小さな分子で形成されているオイルの方が機密性が高くなります。

そして小さな分子で構成されているためオイルの抵抗値も下がります。

これはこのオイルをエンジン内部に入れることで「内部コンプレッション」が上がり、「摩擦抵抗」が下がると言う事がおきます。

古い車には硬いオイルを入れる方がトルクが増すという事は昔から聞く話です。

エンジン内部部品の機密性が今の車より低いので、硬めのオイルを入れた方が内部コンプレッションが上がるからです。

しかしながら、硬いオイルと言っても限界があります。

それは硬さからくる内部抵抗も上昇してしまうからです。

一説によりと自動車のエンジンの動力は抵抗により47%もロスしているそうです。

もしこの抵抗値を5%でも下げることができれば、馬力・トルク・燃費が向上するでしょう。

これがパワークラスターオイルの特徴なんです。

このオイルの悪いところは唯一「エンジンブレーキが今までより効きにくくなる」です。

しかし、これも走り方を変えてあげれば問題なく、サーキット走行ではタイムを2秒ほど短くできます。

ツインリンクもてぎにてサーキット走行を楽しまれているお客様からこんなメールが届いております。

「ユーノスロードスターのエンジンオイルをパワークラスターオイルのレーシング5W-40番に交換してもてぎを走りました。

ラップタイムは今まで「1分30秒」を切ったことがありません。

オイル交換後走りに行きましたが、5本とも1分28秒台を出しました!ありえないですこのオイル・・・」

おそらくストレートでの伸びが出て、コーナーでのエンブレが鈍くなり、余計な減速をしなくなったと考えられます。

こんな副産物もあります。

一回では書ききれませんので、次回も解説いたします(笑)

よろしくお願いいたします。










プロフィール

タカピー13

Author:タカピー13
ツインランドの高松です! 
弊社はランドローバーをメインとした4×4のスペシャルショップです。クルマに関することや周辺情報、イベント報告などをツインランド流でお伝えしております。高松の独断と偏見食べ物情報もありますよ。決してナルシストではありません!

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