クラシックレンジ・オフ仕様 2
徐々に始まったクラシックレンジの大規模改造。手の入りやすい部分からの改造を試みる。しかーし、そのままでは取り付けが出来ないのが「英国製品」である。改造するクルマは英国からの並行クラシック。なので日本仕様ではないので、そのまま着くかなと思ったのは大きな大間違いであった。

リアバンパーはスコーピオン製。いつも思うのだがこのメーカーさんの設計は手書きなの?ちゃんと計っていないの?と思うところがある。写真のように仮止めをしようと思ってあてがってみると、ボルト穴が2センチくらいずれている。その穴に合わせようとすると、バンパーのある部分を2センチ程切り落とさなければならない。
このメーカーさんはこの手の製品を作る時、溶接でガッチリ着いていて丈夫なのはいいのだが、それが合わないと修正が大変なのである。それがアダとなってしまうのだ。
最初の寸法取りのデータから10個ぐらい作ると、「伝言ゲーム」のように徐々に違う部分で溶接しているとしか考えられないほどズレるのだ。一人の職人が「このへんだな」と溶接する。それを違う職人が「だいたいこの辺だな」と確認もしないで行って、最終的には2センチほどのズレが発生し、クレームが来てもその辺は自分のところで調整してね的な状態になる。「クレーム」を取り付け会社の「技術不足」として丸め込んでしまうのだ。
これが、オッサンのカツラだったら大変な事になる。ドイツ製の「精密カツラ」は聞いたことはあるが、英国製「精密カツラ」は聞いたことが無い。注文しているカツラが最初から額の幅が2センチ程ズレて作られるようなものだ。「やけに額の幅が狭くなったねー」なんて言われたくはないだろう。

そんなこんなで、大改造が始まりました。次はサイドシルガードへと移行する。つづく。

リアバンパーはスコーピオン製。いつも思うのだがこのメーカーさんの設計は手書きなの?ちゃんと計っていないの?と思うところがある。写真のように仮止めをしようと思ってあてがってみると、ボルト穴が2センチくらいずれている。その穴に合わせようとすると、バンパーのある部分を2センチ程切り落とさなければならない。
このメーカーさんはこの手の製品を作る時、溶接でガッチリ着いていて丈夫なのはいいのだが、それが合わないと修正が大変なのである。それがアダとなってしまうのだ。
最初の寸法取りのデータから10個ぐらい作ると、「伝言ゲーム」のように徐々に違う部分で溶接しているとしか考えられないほどズレるのだ。一人の職人が「このへんだな」と溶接する。それを違う職人が「だいたいこの辺だな」と確認もしないで行って、最終的には2センチほどのズレが発生し、クレームが来てもその辺は自分のところで調整してね的な状態になる。「クレーム」を取り付け会社の「技術不足」として丸め込んでしまうのだ。
これが、オッサンのカツラだったら大変な事になる。ドイツ製の「精密カツラ」は聞いたことはあるが、英国製「精密カツラ」は聞いたことが無い。注文しているカツラが最初から額の幅が2センチ程ズレて作られるようなものだ。「やけに額の幅が狭くなったねー」なんて言われたくはないだろう。

そんなこんなで、大改造が始まりました。次はサイドシルガードへと移行する。つづく。