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パワークラスターオイルの解説 3.ATオイル編

パワークラスター社ではオートマティックトランスミッション(以下AT)のオイルも製造している。

ATオイルも細分化技術で作られており、他社のオイルとは製造方法が違うのだ。

細分化されたATオイルのもたらすご利益は結構ある。

まず、抵抗値が少ないので、熱量が下がること。

V8エンジン+ATの組み合わせのランドローバーで言うと、CRR、ディスコ0、ディスコ1、ディフェンダー90あたりがそうだ。

20210621a.jpg

このV8+ATの組み合わせにお乗りのお客様は、夏場にAT周りからの熱に悩まされている。

正確にはATからだけではなく、エンジンとATは接続しているため、エンジンの熱+ATの熱ということになる。

そこに夏場の直射日光が入り込むため、人間も車も大変なのである。

そこで抵抗値の少ないパワークラスターに交換するとどうなるか?

その前にツインランドならではTEREXSが登場する。

まずはATの内部を洗浄するところから始まる。

ATオイルの交換はできるのだが、いかんせん走行距離が多い車ばかり。

そのままオイル交換だけを行ってしまうと、汚れが浮遊してAT本体を壊しかねない。

そこで一度AT内部を洗浄してからの交換となる。

20210621b.jpg

写真の右側の汚いタンクがAT内部の汚れである。

動脈硬化を起こさないように洗浄します。

そしてパワークラスターATオイルに交換する。

他社さんのATオイルとは違い細分化されているオイルは抵抗値が少ないため、

ドライブに入れている時の抵抗が減る。それにより発生する熱量が下がるのだ。

効能としてはAT周辺の温度が下がり「エアコンがよく効く」ようになる。

実際このコメントは施工されたお客様から言われて気がついたのだ。

それとATのシフトレバーの金属の部分が持てるほどの熱さに変化する。

例えばCRRの場合ATシフトレバー周辺は、ウッドが貼られているが熱で時間が経つと割れることが起きる。

それに対しても効果があると考えるのだ。

ここまで読まれた読者の中にはこんな疑問が浮かぶはず。

「抵抗値が少なくなるとATの動きが弱まるのでは?というものだ。」

確かに抵抗の少ないシャバシャバオイルでは動力が伝わりにくいのでは?と思うのが普通だ。

ところが、パワークラスターオイルはシャバシャバ状にはならない。

硬さはちゃんとATオイルとして使える範囲内で製造している。

シャバシャバ=抵抗値の少ないオイルではないのである。

分子の大きさが小さいという部分が抵抗値と熱量を下げ、小さい分子構造が機密性を上げることで動力の伝達は良くなる。

抵抗値と熱量は下がるが、動力伝達の能力は逆に上がるのがこのオイルの最大の特長だ。

今年は暑い日が長引きそう。

温暖化によって日本の夏のような気温は、今までより明らかに長くなっている。

日本の気候も変わり、今までのメンテナンスでは補いきれない部分をパワークラスターオイルで補う。

長年英国車と向き合ってきましたが、英国車を壊す原因の一つは、

夏の暑さと渋滞だと日々感じております。

メーカー指定オイルを信じても、他メーカーさんの高級オイルを信じても

日本の夏に使う場合は、必ず裏切られます(笑)

ぜひ一度パワークラスターオイルを使ってみてください。

クルマが喜びますよ!








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タカピー13

Author:タカピー13
ツインランドの高松です! 
弊社はランドローバーをメインとした4×4のスペシャルショップです。クルマに関することや周辺情報、イベント報告などをツインランド流でお伝えしております。高松の独断と偏見食べ物情報もありますよ。決してナルシストではありません!

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