パワークラスターオイルの解説 4.組み付けオイル編
今回の解説するオイルはかなり特別なオイル。
このオイル製造のきっかけは、自転車ロードレースの実業団チームからのご依頼が元だ。
自転車のチェーンと車輪軸の抵抗値を限りなく少なくなるオイルを開発してほしいとのこと。
市販の抵抗値を落とす特殊なスプレーなどは以前から業界的に販売されていた。
例えばチェーンに吹き付けると、チェーンの抵抗が緩和され漕ぐことが少し楽になるというものだ。
しかしながら長丁場のロードレースではレース後半になると抵抗が元に戻ってしまう。
最後まできっちりと抵抗値が下がるオイルを要求され、パワークラスター社が開発をしたのがこの組み付けオイル。

この組み付けオイルも細分化技術で作られている。
クルマの場合、どのようにして使用するかというと、ハブベアリングに添加することでベアリングの抵抗値を下げるためだ。
ハブやスイベルのオーバーホールを行う際は、弊社では必ずベアリングに添加してから組み上げている。
まずハブベアリングの油分と汚れを除去する。
次にハブベアリング全体をこの組み付けオイルに漬け込む。

余計なオイルを落としてからグリスを塗りこんでいく。
たったこれだけ。
なのだが、これによりハブベアリングの動きが全く変わってくる。
そしてハブベアリング自体の寿命も延びる。
これだけだと解説不足なのでもう少し・・・
細分化された組み付けオイルの金属面への圧着率はとても高い。
これがどうゆう事かというと、普通のオイルでは塗れただけでグリスに溶け込んでしまう。
細分化されたオイルは金属の表面を完璧に覆い、オイルの膜を形成すると考えてよい。
例えば、電子顕微鏡で金属の表面を見た場合、金属の表面にはササクレの様な部分が存在する。
通常のオイル分子の場合、そのササクレの内側までは付着しにくい。
なぜなら、形成しているオイルの分子が大きいから入りきれないのだ。
対してパワークラスターオイルは細分化で分子が小さい、するとササクレの内側までも入り込んでくれる。
隙間なくオイルで表面を覆うのだ。
細分化して金属面での圧着率が高いので、一度付着したこのオイルはグリスを入れても簡単には溶け込まない。
これによりハブベアリングの抵抗値が下がる。
ランドの場合、4輪ともこのオイルをハブベアリングに添加すると、明らかに転がり係数が高くなる。
運転するとすぐわかるほど。
エンジンの動力は最終的にタイヤに伝わる。
この時回るタイヤとホイールの抵抗値が下がれば燃費や出力などに好影響を与えるのは容易に想像できる。
事実の話・・・
ある耐久戦にホンダS660やビートで参戦しているお店さんが、
この組み付けオイルをハブベアリングに添加して組み付けた。
耐久レース用のクルマなので不要なものは全て外し、軽量化をはかっている。
当然ノーマルよりも軽いクルマだが、作業が終わってからどのくらい軽いかと思って
親指1本で後ろから押してみたら、動いてしまった逸話があるほど。
重量のある四輪駆動車でも、ここまで手を入れれば本当にクルマが変わります。
弊社のディスコ1は全てパワークラスターに変えてあります。
ぜひ一度、代車ご指名で乗ってみてください。
よろしくお願いいたします。
このオイル製造のきっかけは、自転車ロードレースの実業団チームからのご依頼が元だ。
自転車のチェーンと車輪軸の抵抗値を限りなく少なくなるオイルを開発してほしいとのこと。
市販の抵抗値を落とす特殊なスプレーなどは以前から業界的に販売されていた。
例えばチェーンに吹き付けると、チェーンの抵抗が緩和され漕ぐことが少し楽になるというものだ。
しかしながら長丁場のロードレースではレース後半になると抵抗が元に戻ってしまう。
最後まできっちりと抵抗値が下がるオイルを要求され、パワークラスター社が開発をしたのがこの組み付けオイル。

この組み付けオイルも細分化技術で作られている。
クルマの場合、どのようにして使用するかというと、ハブベアリングに添加することでベアリングの抵抗値を下げるためだ。
ハブやスイベルのオーバーホールを行う際は、弊社では必ずベアリングに添加してから組み上げている。
まずハブベアリングの油分と汚れを除去する。
次にハブベアリング全体をこの組み付けオイルに漬け込む。

余計なオイルを落としてからグリスを塗りこんでいく。
たったこれだけ。
なのだが、これによりハブベアリングの動きが全く変わってくる。
そしてハブベアリング自体の寿命も延びる。
これだけだと解説不足なのでもう少し・・・
細分化された組み付けオイルの金属面への圧着率はとても高い。
これがどうゆう事かというと、普通のオイルでは塗れただけでグリスに溶け込んでしまう。
細分化されたオイルは金属の表面を完璧に覆い、オイルの膜を形成すると考えてよい。
例えば、電子顕微鏡で金属の表面を見た場合、金属の表面にはササクレの様な部分が存在する。
通常のオイル分子の場合、そのササクレの内側までは付着しにくい。
なぜなら、形成しているオイルの分子が大きいから入りきれないのだ。
対してパワークラスターオイルは細分化で分子が小さい、するとササクレの内側までも入り込んでくれる。
隙間なくオイルで表面を覆うのだ。
細分化して金属面での圧着率が高いので、一度付着したこのオイルはグリスを入れても簡単には溶け込まない。
これによりハブベアリングの抵抗値が下がる。
ランドの場合、4輪ともこのオイルをハブベアリングに添加すると、明らかに転がり係数が高くなる。
運転するとすぐわかるほど。
エンジンの動力は最終的にタイヤに伝わる。
この時回るタイヤとホイールの抵抗値が下がれば燃費や出力などに好影響を与えるのは容易に想像できる。
事実の話・・・
ある耐久戦にホンダS660やビートで参戦しているお店さんが、
この組み付けオイルをハブベアリングに添加して組み付けた。
耐久レース用のクルマなので不要なものは全て外し、軽量化をはかっている。
当然ノーマルよりも軽いクルマだが、作業が終わってからどのくらい軽いかと思って
親指1本で後ろから押してみたら、動いてしまった逸話があるほど。
重量のある四輪駆動車でも、ここまで手を入れれば本当にクルマが変わります。
弊社のディスコ1は全てパワークラスターに変えてあります。
ぜひ一度、代車ご指名で乗ってみてください。
よろしくお願いいたします。
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